7(なん)8(ばん)で、チキン南蛮の日!

本日は、チキン南蛮の日だそうです。
カリッと揚げた鶏肉に、甘酢を染み込ませ、たっぷりのタルタルソースを食べて頂く、宮崎県延岡市が発祥と言われている美味しい美味しい料理です。
暑さの厳しい日が続いており、食欲もイマイチ…という方もいらっしゃると思いますが、しっかりとお肉も取って、夏を乗り切りましょう!

鶏肉で気を付けたい食中毒の要因

チキン南蛮、鶏肉のから揚げ、焼き鳥など、鶏肉の料理は美味しいものがたくさんあります。
肉汁たっぷり、カリッ、ジュワーっとした鶏肉料理はこどもから大人まで多くの人を魅了しています。
そこで気を付けたい食中毒。
鶏肉を使った料理で起きやすい食中毒事故の要因として、
■カンピロバクター
■サルモネラ
が挙げられます。

どうやって防ぐ?【カンピロバクター】

『居酒屋○○にて、カンピロバクターによるものと考えられる食中毒事故発生』
のような新聞記事や投稿を見たことがありませんか?
沖縄県内においては、食中毒事故の要因の約半数がこの『カンピロバクター』で占めています。
カンピロバクターは、鶏・豚・牛の腸内に生息しております。
事故が起きてしまうひとつの大きな原因として、【加熱不足】が考えられます。
カンピロバクターは、加熱によりやっつけることが出来ますので、75度以上で1分間以上、しっかりを火を通すことが大事です。
鶏料理を頂くときは、
・中までしっかり火が通っているか
・生っぽい部分はないか
等を確認し、厨房や工場などにおいては、加熱されていることを確認すること、またその確認の頻度を決めることにより、よりリスクを減らすことが出来ると考えられます。

どうやって防ぐ?【サルモネラ属菌】

鶏肉や卵料理で事故の原因となることが多い、【サルモネラ属菌】。
サルモネラ属菌も、鶏・豚・牛の腸内に生息、また河川などの自然界にも多く存在しております。
カンピロバクターと同様に、加熱によりやっつけることが出来ます。
また、検便によりサルモネラ属菌の検査を行うことが出来ます。調理に携わる従業員が、サルモネラ属菌の保菌者ではないことを確認・検証するためにも、決められた頻度で検便を実施することも有効だと考えられます。
ちなみに、一緒に住んでいるペットが保菌していることもありますので、ペットと暮らしている人は、厨房内・工場内、自宅での食事などで汚染させないように、しっかりと衛生管理を行いましょう!

食中毒を引き起こす要因を知れば、食中毒も怖くない!

自然界には色々な菌やウイルス、寄生虫、そのた食中毒を引き起こしてしまう生物等が存在しています。
しかし、その特性ややっつけ方を知ることにより、美味しいものを安全で安心して食べられると私たちクロックワークは考えています。
『どうやって食中毒を防ぐの?』
『衛生管理ってどうやって行えばいいの?』
『自社のHACCPについて、確認して欲しい。』
など、気になることや不安なことがあれば、いつでもご相談ください☻