食中毒を防ぐ仕組み

先週に引き続き、本日の内容も【HACCP】についての内容です。
前回は、HACCPの大まかな内容、取り組みについて説明しました。
本日は実際の取組内容や、目的、会社や飲食店様が目指すゴールについてお話します。

いずれにせよ取り組むべきHACCP

食品衛生法の改正により、HACCPに沿った衛生管理が義務付けられておりますが、未だに
『本当にやらないといけないの?』
『HACCPって認証取らないといけないの?』
というご相談が多くあります。
結論から言うと、『必ずしも認証を取らないといけない訳では無い』です。

しかし、せっかく取り組んでいるHACCPを、より説得力のあるもの、より会社としてひとつにまとまるためのツールとして認証を取ることも一つの考え方です。

いずれにせよ、【HACCP】は食品に携わる事業者が取り組むべき・やるべきことになっています。

小さな飲食店や小規模な工場と、大きな工場との違い

例えば、個人で飲食店を営んでいる場合でももちろんHACCPに沿った衛生管理が必要になります。
そして、大きなラインや、機械類を持っており、工場の従業員が50人を超えるような会社でもHACCPに沿った衛生管理が必要になります。
では、どちらも同じような内容の衛生管理なのかというと、そうではありません。
各業種がや規模によって、取り組み方が異なってきます。

また、HACCPには【認証】の制度もあります。
簡単に説明をすると、監査会社が工場等の監査に入り、合格・不合格の判定を行うことです。
認証を取得するには、厳しい基準はもちろんいくつもあります。そして、初めて見るような言葉もいくつも出てきます。
でも、認証の要求事項の大きな目的は一つ。【食中毒を出さない仕組みを構築できているか】だと考えます。
つまり、小さな飲食店や小規模な工場、大きな工場も、HACCPに取り組む目的は一つ。【食中毒を防ぐため】です。

HACCPってなんのため??

HACCPの大きな目的は、【食中毒を防ぐため、仕組みを作ること】です。地道にしっかりHACCPに取り組むこと、将来的に認証を目指すこと、どのような内容でも私たちクロックワークはサポート致します。
HACCPってなんだろう?何のためにやるんだったっけ??と思ったら、いつでもお声掛けください。