『HACCPに取り組んでいる』ことを、第三者機関に見てもらう
HACCPに沿った衛生管理の実施が義務化されて、3年となります。
各業界団体の作成した手引書による、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行っている事業者様、HACCPの考え方に基づいた衛生管理を行っている事業者様、それぞれの取り組みについて、第三者による確認(監査)について本日はお話したいと思います。
『食の安心・安全・五つ星事業』
公益社団法人日本食品衛生協会による事業で、『食の安心・安全・五つ星事業』があります。
この事業は、
食品衛生協会では、安心で安全な食品を消費者の皆さまに提供するため、会員の食品等事業者が日々行っている衛生管理対策の実施状況等をプレートで店頭に掲示し、消費者の皆さまが食事をしたり食品を購入する際の目安となるよう、本事業を実施しております。
衛生管理については、業界団体が作成したHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書に基づき食品衛生管理計画・記録簿を使用し、以下5つの食品衛生管理項目を実施しています。すべての項目がそろった施設では「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理実施店」としてHACCP型プレートを掲示しています。
■5つの食品衛生管理項目
①従事者の健康管理実施店
②食品衛生講習会受講店
③衛生害虫等の駆除対策実施店
④食品衛生管理記録実施店
⑤食品賠償責任保険加入店
※公益社団法人日本食品衛生協会HPより
https://www.n-shokuei.jp/itutubosi/
という事業で、上記の5つの項目を実施、取り組まれている事業者様が取得されている事業になります。
2024年6月3日現在、沖縄県では33の施設が取得しています☆☆☆☆☆!
JFS規格 食品安全マネジメント規格
JFS規格とは、一般財団法人食品安全マネジメント協会により開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格のことで、2016年より公開されています。
JFS規格は、大きく3つの要求事項で構成されており、
①FSM:食品安全マネジメントシステム
②HACCP:ハザード制御
③GMP:適正製造規範
のそれぞれに要求事項があり、要求事項を満たして食品安全に取り組んでいることを、監査にて確認する規格です。
この規格の特徴として、段階的に自社の衛生管理のレベルアップを図ることが出来る、という所だと考えられます。
詳しくは一般財団法人食品安全マネジメント協会のHP、またはクロックワークHACCP支援事業部までお声掛けください☻
https://www.jfsm.or.jp/scheme/whatisjfs/
第三者機関による確認・監査の目的
HACCPの取り組みを確認・監査する事業は他にも多くあります。
自治体HACCPや、各業界団体によるHACCP認証事業など、業種や自社のレベルに応じてチャレンジすることが出来ます。
第三者による確認・監査の目的は、
■自社の取り組みが適切かどうか確かめることが出来る
■第三者に認めてもらう(監査を通過する)ことにより、従業員のモチベーションがアップする!
■第三者によるマークを取ることにより、自社の衛生管理をアピールすることが出来る!
等々、色々なメリットがあると考えられます。
もちろん、監査に際し取り組むこと(書類の作成や規格要求事項についての周知・勉強会等)は多くありますが、せっかく日々HACCPに沿った衛生管理を徹底されているのであれば、第三者機関による監査を検討されてみることも良いかと思います。
『まだまだ監査なんて…』と考えている事業者様も、
『せっかくHACCPやっているから、何かしら目指してみようか!』と考えている事業者様も、
何かお困りのことや不安なこと、とりあえず聞いてみようかなという事業者様も大歓迎です!
ぜひ一度クロックワークHACCP支援事業部へお問合せください☻
お問合せ、お待ちしております!
TEL:098-941-3929
MAIL:info@clock-work.net