今回はやんばるが誇る1960年創業の『誠もち店』さんのご紹介と、『誠もち店』さんを通じて、私達がサポートしているHACCPの素晴らしさをお伝えします。

誠もち店様の素晴らしい所

今の時期、県内各所で清明祭(シーミー)が行われ、小売店やスーパー等にはお供え用のお餅や和菓子が多く並んでいます。その沢山のお餅の中に 美味しそうで、綺麗に包装され ひと際目を引く誠もち店さんの商品があります。その一つ一つに誠もち店さんの社長の思い、従業員様の頑張りを伺い知る事が出来ます。

お客様目線での商品開発

誠もち店 比嘉社長は自社の商品に自信を持っており、その商品の良さをもっと多くの方に知ってもらいたいと 県内大手小売店との取引も取りまとめたりと営業活動も精力的に行ってます。また、お客様目線で商品開発を行い、賞味期限を長くするよう改善したりお客様が食べやすいように個包装を取り入れたり、常に自社商品の品質向上を行ってます。

従業員様と一緒に自ら勉強会へ参加

お客様目線で開発された商品の、品質管理・製造管理のサポートとして、弊社クロックワークもHACCP導入に向けて 様々なお手伝いをしています。原材料の受け入れから、保管や各工程での衛生管理、加工所・製造ラインでの除菌システムの導入、従業員様の衛生教育等も含め、より意識の高い衛生管理に取り組んでいます。そして、その衛生管理の勉強会に比嘉社長も自ら積極的に参加し、従業員と一緒になって衛生管理の知識習得を行っています。

支援側の気持ちも盛り上げてくれる

工場内の除湿機に不具合があったらすぐ連絡を頂けたり、HACCPの資料作成を依頼したときも、早急に対応して取り組んで頂き、衛生管理に対する意識の強さを感じました。

残念ながら、多くの会社では資料作成や勉強会に、社長が参加されることはあまりありません。
もちろん、社長の仕事は現場だけではなく、色々やることがあるので、やむを得ない部分もありますが、「社長と一緒に現場の改善をする」という一体感が、私達支援側とスタッフの皆さんにとてもいい緊張感を生んでくれます。
特に、スタッフにとっては、会社のトップが現場を見てくれることが、一番のモチベーションになるのです。

「社長が参加しないなんて、考えられない」と、比嘉社長がおっしゃってくれたのが印象に残っています。

今後の取組

このようにやんばるの『誠もち店』さんと、私達 株式会社クロックワークは、一緒になってHACCPに取り組んでおります。今後も美味しくて安心安全な商品を製造、出荷されている誠もち店様をサポートしてまいります。